H28年度 いわた防災ママプロジェクト
1 目 的
防災について学ぶ機会の少ない女性、特に小さな子どもを持つ母親たちに対して、子どもを守りながら災害を乗り越える力を身に付ける場を提供し、母親たちが地域防災に役立つ人材となることを目指す。
また、母親たちが地域の自主防災会とつながる場を作り、今後の市内各地域に広まるように働きかける。そして、誰もが参加しやすい地域防災訓練メニューを考案して、地域の防災力や組織力の向上を目指す。
2 事業内容
(1) 事業対象者 小さな子どもを持つ母親を中心とした女性
(2) 開催場所 磐田市内
(3) 開催時期 6月~2月
(4) 事業開催計画
①ママ講師勉強会(6月下旬~11月)
内 容:H26~27年度の受講者たちが講師となり、防災講座を行うための勉強会を行
う。「ママのための防災レシピ」を活用した講師練習、応急手当て勉強会、
防災訓練プログラムの考案、HUG勉強会
講師:磐田市女性防災クラブ、保健師、いわた減災ネットワーク連絡会、危機管理課
②「ママのための防災レシピ」出前講座の開催(7月~2月)
内 容:防災冊子「ママのための防災レシピ」を利用した講座
講 師:ママ講師
対 象:母親(外国人含む)、祖父母、自主防災会役員など
③ママのための防災力UP講座の開催(9月~11月)
1)内 容:ベビー&キッズファミリーの避難所体験会
対 象:子育て世帯 15〜20組
場 所:御厨交流センター体育館、調理室
参加費:¥500
講 師:磐田市女性防災クラブ、災害ボランティアコーディネーター、ボーイ
スカウト豊田第2団、ともりあ朗読の会ぬくもり他
2)内 容:講演会「“わたし”の視点で家族と地域を守る」
&HUG(避難所運営ゲーム)体験会
対 象:母親、防災に関心のある市民 約30名
場 所:向笠交流センター 会議室
参加費:¥500 託児¥100(一人)
講 師:静岡大学教育学部教授 池田恵子氏
3)内 容:講演会「災害時に知っておきたい お金の知識」
対 象:母親、防災に関心のある市民 約50名
場 所:竜洋交流センター 会議室
参加費:¥500 託児¥100(一人)
講 師:特定非営利活動法人 御前崎災害支援ネットワーク
代表理事 落合美恵子氏
④親子防災訓練プログラムの実施
内 容:地域防災訓練時に、「親子防災訓練プログラム」を実施する
場 所:指定避難所(未定)
対 象:指定避難所対象地区内の親子
⑤市民活動パネル展への出展 (3回)
内 容:防災関係の紙芝居または絵本読み聞かせ、防災仕様のママバックなど防災
グッズの展示、防災クイズ、クラフト など
場 所:磐田市中央図書館(展示室)6/22(水)〜7/3(日)
ららぽーと磐田(磐田情報館)夏・冬
⑥原子力災害に関する意見交換会(2回)
内 容:安定ヨウ素剤に関する情報提供、配布・服用の体制づくり、学びの場作り
参加者:危機管理課、健康増進課、受講者、防災に関する活動をしている市民団
体、スタッフ など
⑦防災訓練アンケート実施
内 容:母親の参加状況や、感想などを調査して、子ども連れでも参加できる防災
訓練になるよう考察し、危機管理課と協議して自治会連合会(防災部会)
へ報告する